VS CodeでCopilot Chatの位置を左側に戻す方法

こんにちは、全力開発部の @konoka-iori です。 みなさん、GitHub Copilot使っていますか。 私はもはやこれなしで開発できないほど活用しています。 さて、先日我らがVS Codeにアップデートがありました。 Visual Studio Code October 2024 - Learn what is new in the Visual Studio Code October 2024 Release (1.95) このアップデートでは、Copilot Chatが右側のSecondary Side Barにお引越ししたようです。 詳細 個人的には、Copilot Chatは左側のPrimary Side Bar(「エクスプローラー」や「ソース管理」などがあるパネル)に表示されている方が使いやすかったので、右側に移動されると少し不便に感じました。 Copilot Chatを左側に戻す方法を調べてみたものの、日本語での情報があまりなかったので備忘録を兼ねて記事にします。 私と同じように、Copilot Chatは左側に戻したいという方はぜひ参考にしてみてください。 Copilot Chatを左側に戻す方法 実は超簡単です。 まず、VS Codeを開いて、Secondary Side Barを開きます。 Tip Secondary Side Barが表示されていない場合、右上にあるアイコン(下の画像の青枠で囲っている部分)をクリックすると表示されます。 ...

Posted 2024-11-04 ·  konoka-iori ·  Knowledge

Windows 11セットアップ、Wi-Fiを繋げてしまった...

全力開発ブログの @Rustumi-Hinata です。 4カ月以上も前のことですが、執筆環境が一新されたので最近あった事でも書きます。 できごと 4月、新規にノートPCを購入して、セットアップ時にログインが必要になり困ってしまいました。 昨今のWindowsはセットアップ時にMicrosoftアカウントが必要になることを完全に忘れて、Wi-Fiを接続した後にログインを求められてしまい、「困ったな」とネットで調べたがあまり情報が無かったので残します。 状態 ネットにあるような方法で再起動を行ったが、Wi-Fiが接続されたままなので、ローカルアカウントを作ることができない。 ローカルアカウント設定の順序 Shift + F10を押してコマンドプロンプトを表示する cd oobe をディレクトリに移動する BypassNRO.cmd で再起動される セットアップ画面で「インターネットに接続していません」を選択 ローカルアカウントを作成 流れはこのような形だが、ノートPCの場合Wi-Fiに接続されていると強制的にログイン画面に飛んで、この方法が通用しない。 解決策 現状ではWi-Fiで繋がっているので、インターネットが接続できる状態になっているWi-Fiをコマンドプロンプトで切断してやれば、問題が解決できる。 手順 Windowsの netsh コマンドを使ってWi-Fiを切断します。 Shift + F10を押し、コマンドプロンプトを表示する netsh wlan delete profile name="SSID名" で接続を切断する 上記ローカルアカウント設定の順序で再起動をする netsh参考: Netsh コマンドの構文、コンテキスト、形式 - netsh コンテキスト、サブコンテキスト、netsh 構文に加え、Windows Server または Windows クライアントを実行しているローカル コンピューターとリモート コンピューターで netsh コマンドを実行する方法について説明します。 ...

Posted 2024-10-27 ·  Rutsumi-Hinata ·  Knowledge

iOS 14でDNS暗号化に対応 重要性と暗号化方式

今回はDNS暗号化の重要性、DNS over TLSとDNS over HTTPSの違い、とiOS 14でDNSを暗号化する方法などを解説します。 iOS 14では、ウィジェットが追加できるようになったことや、デフォルトのメールアプリやブラウザを変更できるようになったことなどが注目を集めていますが、実は裏でひっそりiOS 14ではDNSの暗号化をネイティブサポートしていたのです。 DNSの危険性と暗号化の重要性 WWDC 2020でAppleはこのように述べています。 Enable encrypted DNS Your devices are using DNS every time you access the internet. When your app accesses a website, the system asks a question, a DNS query, to turn that name into a set of addresses. Generally, the question is sent to a DNS server configured by your local network. So where does privacy come into the picture? One concern is that DNS questions and answers are usually sent over an unencrypted transport, UDP. That means that other devices on the network can not only see what names you’re looking up, but they can even interfere with the answers. The other privacy concern is that you may not trust the DNS resolver on your local network. If you’ve joined a public Wi-Fi network, your internet usage could be tracked or blocked. ...

Posted 2020-11-01 ·  Konoka-Iori ·  Knowledge

AppleのT2チップとは?T2チップ搭載のメリットまとめ

一部のMacには、T2セキュリティーチップ(以下、T2チップ)というものが搭載されている機種があります。 このT2チップとはいったいなんなのか、役割とメリットをまとめてみました。 T2チップとは? 「セキュリティーチップ」というのだから、「セキュリティーに関わる何かをしている」というのはなんとなく想像がつきます。 本題へ入る前に、T2チップとは何者なのか見てみましょう。 T2チップとは、Appleが自社製造したARMベースのプロセッサで、iPhone7シリーズに搭載されているA10 Fusionと構造が同じで、性能も同等程度。 しかし、MacにはCPUが搭載されていますから、T2チップはCPUがやらない作業を担当します。 セキュリティー関連のほかにも オーディオ 電源管理 Hey Siri 動画のエンコード・デコード など、幅広く活用されています。 搭載されているMac T2チップを紹介しているApple公式サイトでは、T2チップを搭載している機種も併記されていました。下記の機種はT2チップを搭載しています。 iMac Pro Mac Pro(2019年モデル) Mac mini(2018年モデル) MacBook Air(2018年以降のモデル) MacBook Pro(2018年以降のモデル) 自分のMacが搭載しているか調べる方法 「option」キーを押しながら、 Appleのロゴマークをクリックします。 「システム情報」をクリックします。 サイドバーから、「コントローラー」または「iBridge」のどちらかをクリックします。 コントローラー情報に「Apple T2チップ」と記載されていてば、T2チップを搭載しています。 T2チップの役割 では、T2チップがどんなことをしているのか見ていきましょう。 Touch IDの管理 Touch ID(指紋認証)が搭載されているMacでは、T2チップが登録した指紋のデータなどを管理しており、システムや悪意のあるプログラムが指紋情報にアクセスするのを阻止しています。 これは製造元であるAppleですらアクセスできないようになっており、厳重に扱われています。 もう少し専門的に書くと、Secure Enclaveと呼ばれるTouch IDやFace ID(顔認証)の情報を管理しているプロセッサがT2チップには含まれており、OSが直接アクセスできない特殊な領域に情報が保存されるため、安全性が保たれるという仕組みです。 ただ、今のところMacにはFace ID搭載機種はないため、T2チップのSecure Enclaveが管理しているのはTouch IDの情報のみとなります。 「Hey Siri」が使えるようになる T2チップによってMacでも「Hey Siri」と呼びかけることでSiriを起動できるようになりました。 T2チップが「Hey Siri」という言葉に反応し、Siriを起動させるという仕組みです。 iPhoneなどではお馴染みの機能が、Macでも使えるようになったのは嬉しいですね。 私はHey Siriを使わないので設定で無効化しています。 Macを安全に起動させる 「セキュアブート」という機能があります。 これはOS起動する前に、システムが安全かどうか、OSは改竄されていないかどうかなどをチェックして、OSの起動と同時に悪意を持ったプログラム(マルウェア)が起動するのを防ぎます。 これによって、不正なシステムが起動できなくなります。 万が一起動しても、ユーザーが正しいIDとパスワードを入力しなければMac内のデータにアクセスすることができないという仕組みです。 リアルタイム暗号化(オンザフライ) Macに搭載されているストレージをリアルタイムに暗号化しながら保存する(書き込みする)機能で、ストレージの安全性を高めることが目的です。 ストレージには暗号化されたデータが保存されているので、万が一盗難や不正アクセスを受けたとしても、正しいIDとパスワードを入力しなければ中身を解読することはできません。 マイクを物理的に遮断する これはT2チップが発表された時に注目を集めた機能です。 MacBookに搭載されたT2チップは、MacBookの蓋が閉じると物理的にマイクを遮断するため、どれだけ精密に作られたプログラムでもマイクにアクセスすることは物理的に不可能となります。 これにより盗聴を防ぐことができますから、これも非常に強力なセキュリティー機能です。 ...

Posted 2020-08-15 ·  Konoka-Iori ·  Knowledge

右クリックからテキストドキュメントが作成できなくなったときの対処法

右クリックからテキストドキュメントを作ろうとしたら、おなじみの「テキストドキュメント」がいなくなり、かわりに「Rich Text Format」の文字が……。 さっそくテキストドキュメントを復活させるために設定をいじっていきましょう。 Caution この記事ではレジストリエディターを操作します。レジストリエディターの操作は自己責任で慎重に行ってください。 レジストリエディターから復活させる まずはタスクバーの検索欄で regedit と検索してクリックします。 ユーザーアカウント制御が出てきたら「はい」をクリックします。 レジストリエディターの左に表示されているツリーから HKEY\_CLASSES\_ROOT を探して開きます。 「Ctrl」+「F」で検索欄を表示させ、 .txt と検索します。 .txt を開き、 「ShellNew」 をクリックします。 設定を下記のようにします。 名前 種類 データ (既定) REG_SZ (値の設定なし) ItemName REG_EXPAND_SZ @%SystemRoot%¥system32¥notepad.exe,-470 NullFile REG_SZ (値の設定なし) これでだいたいの場合は直るはずです。 が、まれにこれでも直らない時がありますので、下記の設定も一応確認しておきましょう。 一つ前の階層の設定を見てみる 1つ前の階層の設定を下記のようにします。 名前 種類 データ (既定) REG_SZ txtfile Content Type REG_SZ text/plain PerceivedType REG_SZ text 私の場合は(既定)が txtfile になっていなかったので、おそらくこれが原因でした。 F5を押しまくる 上記の設定をしたにもかかわらず、未だ「テキストドキュメント」が姿を現さない場合は、エクスプローラーを開いて 「F5」キーを連打 してみましょう。 いっそのこと、PCを再起動するのも手です。 これによりエクスプローラーが更新され、上記の設定が反映されるので割と効果的です。 原因は何? アップデートで非表示にされた。 レジストリエディターをいじった。 何らかの拍子でレジストリの設定が変わった。 Windowsが反抗期。 など、さまざまな理由が考えられます。

Posted 2020-08-15 ·  Konoka-Iori ·  Knowledge