少し前の話ですが、MacBook Airを公式サイトで購入してきました。

今回は数ヶ月MacBook Airを使ってみての感想と良いところ、悪いところをご紹介します。

購入したもの

今回購入したものはこちら。細かいスペックなどは省略します。

  • MacBook Air 2018(Retina対応モデル)シルバー
    • 1.6GHzデュアルコア第8世代Intel Core i5プロセッサ
    • 16GB 2,133MHz LPDDR3メモリ
    • 256GB SSDストレージ
    • Intel UHD Graphics 617

赤文字部分は、今回カスタマイズしたものです。ストレージとメモリを拡張しました。

人によっては「256GBなんて少なすぎる!」と思うかもしれませんが、私の場合は外付けHDDやオンラインストレージを使うので特に不便さは感じません。

グラフィックがIntel UHD Graphicsで少し不安はありましたが、グラフィック性能が問われるような作業をするときは別にあるデスクトップPCで行えば問題ないかなと判断しました。

個人的な感想

従来のMacBook AirとMacBook Proを足して2で割ったような印象です。

使い心地も悪くありません。私が重視していた

  • バッテリー持ち
  • 重量
  • サイズ

など全てを満たすMacBookであり、まさに(私にとっては)究極の製品だと思います。

MacBook AirというよりOSの話ですが、macOS Mojaveも私の使い方とマッチしており、大きなストレスは感じません。

iCloudやiPhone、iPadなどとの連携が素晴らしく、特にAirDropはほぼ毎日使っています。

フリーズやシステムの不具合も今のところ発生していません。

MacBook Airの良いところ

やはり、ハードウェアとOSの相性が抜群で動作が安定していますし、操作も統一感があります。

Windowsより直感的に利用できるものも多く、特にお気に入りなのは「辞書」アプリです。 標準で様々な辞書が搭載されており、漢字の読み方や単語の意味、英訳なども簡単に行える優れものです。

「そんなのGoogleで調べたら?」と思うかもしれませんが、調べ物が多い学生には地味に便利な機能です。 オフラインでも利用できますから、外出先でも気軽に調べることができます。

ほかにも、iPhoneなどのiOS端末に近い操作方法や触り心地も機能も良いトラックパッドがとても良いです。

確かにWindowsから乗り換えるとカスタマイズできる部分やフリーソフトの数が少なく、不便に感じることもありますが、そういう時はBoot CampでOSをWindowsに切り替えたり、Parallelsを使ってMac上にWindowsを起動させたりすれば補えます。

アプリの使い心地

アプリごとに使い心地をレビューします。

中には酷使しているものから動作確認ぐらいしか行っていないものまであります。

Microsoft Office 2019

Word、Excel、PowerPoint、すべて快適に動作します。

起動時間

環境にもよると思いますが、起動時間はだいたい3秒から7秒くらい。 バックグラウンドで負荷がかかった状態で10秒くらいでしたので、かなり改善されたと思います。

互換性

互換性については、「あまり改善されていない」という声や「改善された」という声が両方あがっていますが、正直自分はWindowsとのファイルのやりとりが少なく、あまり気にしていません。 念の為、Windows版のOfficeとファイルのやりとりをする方は気をつけたほうがいいかもしれません。

外見

外見は、Mojaveのダークモードに対応しており、黒を基調とした画面になっていました。

「環境設定」→「全般」→「個人用設定」の中にダークモード使用中でも従来のカラフルなテーマに変更することもできます。

もともとあのカラフルなテーマが好きだったのですが、黒っぽい画面もなかなか気に入りました。

Adobe系

Adobe系のアプリもMicrosoft Officeに続いてよく使うアプリです。

使っているのは

アプリ名使用頻度
Acrobat Pro DC非常に高い
Photoshop高い
Illustrator高い
Dreamweaverまあまあ
Premiere Proごく稀に
After Effectsごく稀に

あたりです。

Premiere ProとAfter Effectsに関しては、やはり動画のエンコード時間が悲惨でした。 4K出力はまず不可能だと思った方がいいでしょう。フルHDは気長に待てる方なら問題はありません。

その他は、2D作業なら快適に使えます。3Dモデルなどを作成すると、多少もたつきますが、まあまあ使える範囲です。

Adobe系の製品ではありませんが、Final Cut Proも場合によっては使います。こちらも書き出し以外はまあまあ快適に使うことができました。

そもそも私は映像系の仕事をしているわけでもなく、YouTuberをやっているわけでもないので、動画編集の快適度は大して気にしていません。動画編集するなら素直にMacBook ProかWindows機を購入すべきです。

Atom

私はプログラミングでは基本的にAtomを使います。

Atomは軽量なテキストエディタですので、余裕で動きます。とても快適です。重いファイルも余裕でいじれます。

Windows(Parallels)

私の場合はParallels Desktop 14を使ってWindowsをインストールしていますので、Boot Campを使ったときの動作はわかりません。

ParallelsでMacとWindowsを同時に利用しても、特に不便さは感じませんでした。 「Parallelsを使うとメモリが足りなくなる」という評判も聞きましたが、メモリを8GBから16GBに換装したおかげか、メモリ容量に余裕があり、動作も快適でした。

Windows上でMinecraftなどのゲームはまだしていません。 そもそもMacBookはゲームに不向きですから、ゲームが目的ならWindows機を買った方が間違いなく良いでしょう。

WindowsでMicrosoft Officeを使ってみましたが、特に問題はありませんでした。とても快適に動作します。

MacBook Airの悪いところ

やはりスペックです。スペック重視するならPro一択です。 ただ、スペックが良くないのを知った上で購入していますので、「まあそりゃそうだ」ぐらいに思っています。

そして何より価格です。Airでも十分高いです。 学生はもれなく財布までAirになります。 性能面が向上しているので従来型より高くなるのはわかりますが、やはりWindows機と比べるとコスパは悪いです。

個人的にはあまり気にしていませんが、今回のMacBook AirはAppleロゴが光りません。これについては個人差あると思いますが、私は光らなくなったからと言ってダサくなったとは思いません。

むしろこれはこれですごくいいです。 鏡面仕様になっているので、Appleロゴを鏡として使えます。

あとは、USB-Cポートが左側にしかないのが残念です。 Proのように両側にあれば最高なんですが、差別化のためになくしたのでしょうか。

まとめ

非常にバランスのとれたノートパソコンだと思います。Mac入門機としても最適です。

動画編集は書き出し以外ならある程度戦力になり、画像編集なども2Dなら余裕でできます。

幅広い用途に向いています。バッテリー持ちも申し分ないです。

これから長い間使っていく予定ですが、また気づいたことなどがあればその都度記事にしようと思います。